インドでもっとも歴史のあるビットコインおよび暗号資産取引所のUnocoinは、ビットコイン取引を高速かつ低コストで実現するために設計されたセカンドレイヤー・プロトコルであるライトニング・ネットワークの統合に成功したと発表した。この統合は、企業向けの高品質なライトニング・ソリューションで知られる米国拠点のインフラプロバイダー、Voltage(ボルテージ)によってサポートされている。
この取り組みは、スケーラブルでコスト効率の高い取引への需要が高まるなか、インドにおけるビットコイン実用面で重要な前進を示すものである。Unocoinはライトニング・ネットワークを採用することで、ユーザーにビットコインの即時決済を提供し、近い将来には同ネットワークを活用したテザー(Tether/USDT)の送金を可能にすることも目指している。
UnocoinのCEOであるサスヴィク・ヴィシュワナート(Sathvik Vishwanath)氏は、「私たちは常にユーザーにとっての取引効率とコストパフォーマンスの向上を追求している。Voltageが支えるライトニング・ネットワークの導入により、Unocoinは最速かつ最低コストでのビットコインとテザーの送金を実現する」と語った。
今回のライトニングの統合は、インドの暗号資産業界が引き続き規制上の逆風に直面しているなかで行なわれた。多くの取引所が事業縮小や撤退を余儀なくされる状況にあって、Unocoinは事業を継続し、ユーザーからの信頼を維持してきた。ライトニング技術の導入は、インド国内におけるビットコインと暗号資産分野での技術革新のリーダーとして同社の地位をさらに強固にするものだ。
Voltageの創業者兼CEOであるグラハム・クライゼック(Graham Krizek)氏は、「ライトニング・ネットワークは、ビットコインのスケーラビリティにおける革命的な飛躍を意味しており、高速・安全・低コストな取引を可能にする。Unocoinとの提携により、この恩恵をインドの何百万人ものユーザーに届け、日常的な取引におけるビットコインの普及と実用性の向上を目指している」と述べている。