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タイプ別「Bitcoin 2025 で絶対見かける人々」

世界最大のビットコインイベント「Bitcoin 2025」のラスベガス開催が間近に迫るなか、来場者が必ず遭遇するであろう“個性派キャラ”たちをしっかり予習しておこう。初期の筋金入りビットコイナーから、最近ビットコインに目醒めた「オレンジピルド初心者」まで、ビットコイン・カンファレンスを彩る典型的人物像の完全ガイド!

タイプ①:The Bitcoin Bro
     ビットコイン兄貴

声がデカい、陽気、やたらとハグしてくる。「ビットコイン兄貴」は、ハイパービットコイナイゼーションに向けてテンションを上げ続ける応援団長のような存在。「ジュール毎テラハッシュ(マイニングの効率性を示す単位)」の意味はまったくわかっていないが、ノリと勢いで会場を盛り上げ、あなたのパネルディスカッション中に「Buy the dip!(下がった時が買い時だ!)」と絶叫してくる。

とにかくパーティ好きで、「オレンジピルを飲ませる(ビットコインを布教する)」ことに命をかけている。強気相場のチャートをふくらはぎにタトゥーで刻む、まるでビットコイン版の大学フラタニティ(兄弟団)の一員のような存在だ。

🟧 ビットコイン兄貴たちとリアルで盛り上がりたい? 「Bitcoin 2025」に参加して一緒に熱狂しよう。半減期(ハルビング)の知識なんて必要ない!

タイプ②:“I’m in finance” Guy
     「金融やってます」系男子

まるで生成されたばかりのシードフレーズ(暗号資産ウォレットの秘密鍵をバックアップするための単語列)のようにツルッとしたルックス。歯の白さはあなたのライトニングウォレットよりも眩しく、午後だけランボルギーニをレンタルして登場するタイプ。会話ではやたらとファーストネームを連呼。まるでメタバースのタイムシェア物件を売りつけようとしているかのようなノリだ。

彼が気にしているのは非中央集権性ではない。関心はただひとつ、「儲け」だ。あと、スーツの仕立て。いつだってジャストフィットなスーツ姿で現れ、ビットコインの思想や哲学には目もくれない。

タイプ③:The True Believer
     真の信奉者

終末は「来るかもしれない脅威」などではない。すべて計画通りに進んでいるのだ。
この男は2018年から一度も法定通貨に触れておらず、本人確認不要のビットコイン(非KYC sats)を浴びるように貯め込んでいる。自家製の石鹸をつくる術も、近くの川や湖で魚を獲るスキルもすでに身につけており、生き残るための準備は万端だ。

被害妄想だって? いや違う、彼は「備えているだけ」なのだ。

タイプ④:The Free Folk
     自由なる民

バンで暮らし、タコス代をライトニングネットワークで支払い、IRS(米国歳入庁)から逃げている(精神的にだけど)。彼らにとってビットコインとは、平和であり、混沌でもあり、そして自由そのものなのだ。

パンクしたタイヤだって直してくれる。ただし、報酬はハンモックが吊れる場所と冷たいマテ茶でいい。

タイプ⑤:The Miner
     採掘者

ビットコイン界の縁の下の力持ち。彼の言語は熱力学の数式とSATAケーブルの規格で構成されており、ASIC(ビットコイン専用マイニング機器)のファームウェアをアップグレードする姿は、もはや魔法使いのよう。でも、自分のやっていることを母親に説明しようとすると、なぜかいつも母親は涙する。

オフグリッド(独立電源型)ソーラーパワー採掘コンテナのBTU(熱量単位)と消費電力との正確な比率は熟知しているが、 「雑談(Small Talk)」という言葉の意味はまったくわかっていない。

彼らのことがわからない? 大丈夫、とにかくカンファレンスに参加してみて。彼らは、あなたがツイートしている間に未来を築いてしまうから。

タイプ⑥:The DEVs
     開発者たち

そう、デベロッパー(開発者)たち。複数形であり、しかも匿名である。

彼らはあなたと話したくない。ポッドキャストにも出たくない。そもそも、会場にいることすら知られたくない。「この機能はいつ完成するの?」と尋ねれば、返ってくるのは神託のごとき定番フレーズ「あと2週間だね」。

彼らこそ、エリザベス・ウォーレン米上院議員(ビットコインへの懐疑的発言で知られる)が警告した“影のスーパーコーダー”たちである。ThinkPadを前に猫背で座り、ビットコイン・プロトコルのアップグレードを静かに進め、やがて通貨の歴史を書き換える存在。あなたが彼らを見分けられないのは当然だ。それは、意図された設計なのだ。

タイプ⑦:The Social Media Person
     ソーシャルメディア担当

ジンバル(手ブレ補正付き撮影機材)と夢を片手に現れる。「ソーシャルメディア担当」のスマホのカメラロールは、8割がビットコインミーム、残り2割がCEO陣との自撮りで占められている。ビットコインの理念を広めるために来ている者もいれば、SNSでの注目を求めてやって来た者もいる。だが共通しているのは、いまこの瞬間も何かをアップロードしているということ。

そして一日17回はこう言う、「もう一回撮ろう!(Let’s run it back!)」。

タイプ⑧:Past Conference Pass Guy
     過去パス・コレクター

首からぶら下げたありえない厚みのラミネートバッジの束が、まるで身にまとうタイムラインの如く揺れながら存在感を放っている。それがこの男を見分ける最大の手がかりだ。多くを語ることはない、バッジがすべてを物語っている。ひとつひとつが名誉の証。そしてこう主張している、「俺は、そこに、いた」。

彼の目的は、パネルディスカッションを聴くことではない。会場で“カンファレンス優位性”を誇示することだ。

初めてのパスを手に入れよう、あるいは5枚目だっていい。「Bitcoin 2025」があなたを呼んでいる。

タイプ⑨:The Company Man
     企業戦士

企業ロゴ入りのポロシャツ。企業ロゴ入りのバックパック。そして、企業ロゴ入りの魂。気が付けば、いつの間にか彼の名刺を手にしている。どうやって渡されたかすら思い出せない。ネットワーキングのためではない、彼は「職務遂行」のためにここに来ているのだ。

同じロゴを身にまとった仲間と群れで行動し、ネームストラップは勲章のように誇らしげに揺れる。ランチが終われば、15分キッカリでブースに戻ってくる。

ビットコインについて語ることはない。彼自身がビットコインなのだ。

タイプ⑩:The Veterans
     ベテラン勢

ウォール街で紫煙の匂いを嗅ぎ続け、オレンジの輝きに引き寄せられたオールドスクールな金融畑の男たち。冷静、慎重、そして夕陽に向かってひたすらドルコスト平均法で積み立て。

ビットコインの売り込み(shill)もしないし、叫び声を上げる(yell)こともない。静かにビットコインを積み上げ、パネルディスカッションでは深く頷く。それでいいのだ。

タイプ⑪:The Scrappy Startup
     情熱系スタートアップ

ホテルの一室に3人で寝泊まりし、シリーズA調達資金の半分をラスベガス行きに突っ込んできた。そんなギリギリの闘いをしているのがこのタイプ。彼らが売り込んでいるのは、ライトニングウォレット兼ソーシャルネットワーク兼AIマーケット予測エンジンという、もはや何でもアリのプロダクト。必要なのは、「たったひとりの信じてくれる人」だけだ。

その必死さと根性には、ただただリスペクトしかない。

タイプ⑫:The Spouses
     付き添いパートナー

彼らに、神のご加護を──。3日間ずーっと、ビットコインに取り憑かれたパートナーの隣に立ち続けているのが彼ら/彼女ら。マイニングプールの手数料構造を理解しているフリをしながら、5時間にも及ぶディナーディスカッションに丁寧に相づちを打ち続ける、その姿はまさに献身の極み。

この人たちこそ、カンファレンスを支える“影のMVP”だ。きっといま頃、心のなかでスパ・タイムまでの残り時間をカウントダウンしているに違いない。

タイプ⑬:The Whales
     大口保有者

あなたが想像しているようなタイプではない。グッチのベルトもしてなければ、メガフォンも持っていない。あるのは、静かな自信、決して手放さないスマートフォン、そして金融を静かに変革している“何か”への受動的な関与だけだ。

運よく手に入れた者もいれば、自ら帝国を築き上げた者もいる。だが彼らに共通しているのは、あなたのプレゼン資料なんかには興味ないということだ。

タイプ⑭:Girl
     女性参加者

会場でもっとも稀有な存在、それが女性だ。もちろん、彼女たちは実在する。もちろん、あなたよりもずっとビットコインに詳しい。もちろん、「ビットコインって知ってる?」なんて軽いアイスブレイクを試みたところで、すでに五手先を読んでいるのが彼女たちだ。

おトク情報:あなたに「イマージョンクーリング(液体によるマイニング機器の冷却技術)」を解説してくれるのは、きっと彼女たちだ。


ひとつのイベント。尽きないエネルギー。完全なるカオス。

「Bitcoin 2025」は単なるカンファレンスではない。コードと信念と個性的な人々が入り乱れる“分散型のカーニバル”だ。ビットコインを積み上げたい人も、学びたい人も、まったりしたい人も、ミームで盛り上がりたい人も──。このムーブメントには、すべての人の居場所がある。

🟧 この熱狂をあなたの眼で確かめてほしい。「Bitcoin 2025」のチケットは現在発売中。ラスベガスは、何が襲来してきたのかすらわからないだろう。


本記事は、SPACE DESIGN WAREHOUSEによる映像作品「The People of Bitcoin 2022 Miami Conference」からインスピレーションを受けて制作されました。同作品のクリエイティブなコンセプトに敬意を表し、2025年版として拡張・再解釈したことをここに明記しておきます。読者の皆さま、ぜひ元の動画をYouTubeで視聴し、制作者をサポートしてください。

「Bitcoin Magazine」は、オープンソースのアイデアがもつ力を信じています。優れたコードと同じく、優れたコンテンツも皆でつくるほどよくなるものです。もし、あなたが動画・ミーム・スケッチ・大胆な意見など、掲載を希望するコンテンツをお持ちであれば、[email protected] までお送りください。掲載させていただく場合、記事内にクレジットを明記したうえで、ビットコイン・コミュニティ全体にあなたの作品をお届けします。

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