Home記事KrakenがMastercardと提携 1億5000万以上の加盟店でビットコイン決済を実現へ

KrakenがMastercardと提携 1億5000万以上の加盟店でビットコイン決済を実現へ

KrakenはMastercardと協力し、英国とヨーロッパにおける暗号資産決済ソリューションを開始する。この取り組みによって、数百万の小売店でビットコインによる支払いが可能となる。

Mastercard(マスターカード)は、Kraken(クラーケン)との画期的なパートナーシップを交わし、英国とヨーロッパ全域で日常生活におけるビットコインおよび暗号資産決済を大規模に実現することを目指すと発表した。この提携によって、Krakenのユーザーは、Mastercardの利用が可能な全世界1億5000万以上の加盟店で自身のデジタル資産を使用して支払いができるようになる。これは、ビットコインが日常的な商取引に統合されるうえで大きな前進となる。

「Mastercardはイノベーションを推進し、デジタル決済の可能性を拡大することに尽力している。Krakenとのパートナーシップはその具体的な証であり、暗号資産の真の可能性を日常生活での利用において解き放つために、われわれはともに取り組んでいる。デジタル資産エコシステムの簡素化、相互運用性の確保、安全性の向上という共通の理念をもつわれわれは、Krakenとの協業を誇りに思うと同時に、彼らのユーザーベースに実質的な価値を提供できることを嬉しく思っている」と、Mastercardのグローバルパートナーシップ担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるスコット・アブラハムズ氏は述べている。

Krakenは、世界中に1500万人以上の顧客を有する最古参の暗号資産取引所のひとつであり、Mastercardの広範な決済インフラを活用して、自社のプロダクト群を拡充している。今回の取り組みには、暗号資産の残高を小売支出に直接結びつけるフィジカルおよびデジタルのデビットカードの迅速な展開も含まれている。

さらに、この提携は「Kraken Pay(クラーケン・ペイ)」の拡大基盤にもなっている。これはKrakenが導入した機能で、暗号資産と法定通貨による迅速かつ国境を越えた決済を提供するものだ。発表によれば、開始からわずか3カ月で20万人以上のユーザーが自身の「Kraktag(クラックタグ)」を有効化し、テキストメッセージを送るような手軽さで世界中に送金を行なっているという。

「暗号資産は決済業界を変革しており、われわれは世界の商取引および日常決済が暗号資産によって支えられる未来を思い描いている。われわれの顧客は、暗号資産やステーブルコインを使って、現実の商品やサービスに簡単に支払いを行ないたいと望んでいる。Mastercardとのパートナーシップは、このビジョンの実現に向けた大きな一歩。われわれはともに、日常生活における暗号資産の可能性を最大限に引き出し、その長期的な関連性と実用性を確保してゆく」と、Krakenの共同CEOであるデイビッド・リプリー氏はリリース内で語った。

英国およびヨーロッパ在住のKrakenユーザーは、まもなく提供開始予定の暗号資産デビットカードのウェイトリストに登録でき、日々の支出にビットコイン(BTC)を使用する準備を進めることができる。これは、ビットコインが実用的な決済手段として一般に普及するうえでの新たな章の幕開けといえる。

Mastercardは昨年、暗号資産取引所のMercado Bitcoin(メルカド・ビットコイン)と提携し、「Mastercard Crypto Credential(マスターカード・クリプト・クレデンシャル)」をローンチしている。この取り組みにより、複雑で長いブロックチェーンアドレスを使用する代わりに、エイリアス(仮名)を用いた「初のP2P(ピア・ツー・ピア)パイロット取引」が実現された。

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