ビットコインは本日12万1000ドルを超え、第4四半期の幕開けとともに史上最高値に迫る力強い上昇を見せた。
この上昇は、9月の終値で約5%高の11万4000ドル前後に達したことを受けている。ビットコインにとって9月は弱気な月とされる傾向があるが、例年の弱気傾向を打ち破った。
過去のデータでは、9月をプラスで終えた年は、第4四半期に大幅な上昇を記録する傾向がある。Bitcoin Magazine Proによると、2015年、2016年、2023年、2024年などでは、第4四半期の平均上昇率は50%を超えていた。
こうした季節的傾向から、10月はすでにトレーダーの間で「Uptober」と呼ばれるようになっている。2015年以降、10月の平均上昇率は21.8%、さらに11月には平均10.8%の上昇が加わっている。
過去のパターンが繰り返されるなら、年末までにビットコインは15万ドルを突破する可能性がある。
ビットコインは史上最高値を更新するか?
Bitcoin Magazine Proのデータによると、ビットコインは過去24時間で約3%上昇し、11万7500ドルから12万1000ドル超へと上昇した。この1カ月間では9%以上の上昇を記録しており、約11万700ドルからの大幅な値上がりとなっている。
年初来で見ると、ビットコインは27%のリターンを示しており、広範な市場の変動にもかかわらず、その強靭さを証明している。
現在の価格は史上最高値である12万4000ドル超まであと3%に満たず、ブレイクアウトの条件がそろいつつある。
ビットコインの強気モメンタム
今回の急騰は、米国政府が予算案を可決できずに深夜からシャットダウンに陥ったことで、伝統的な経済指標が混乱する中で起きた。ウォール街が圧力を受け、経済データの発表も停止するなか、投資家はハードアセットに資金をシフトしている。
今年の上昇は、4月に実施された半減期の影響にも支えられている。新規供給が半減するこの節目は、歴史的に価格上昇圧力の前兆となってきた。同時に、主要な流動性指標も改善している。
世界のM2マネーサプライの増加、ステーブルコインの発行拡大、そして金価格の上昇(ビットコインは往々にして遅れて追随する)が、需要の高まりを反映している。
シティグループのアナリストは今週、12カ月のビットコイン予測を18万1000ドルと設定。年末までに最大75億ドルの資金流入が見込まれると指摘した。
「イーサリアムと比較して、ビットコインは暗号資産市場への新規資金の多くを取り込んでおり、より強気に見ている」とシティのアナリストは述べ、規制環境の改善が2026年にかけてモメンタムを支える可能性があると付け加えた。
2025年にすでに史上最高水準を記録しているビットコインにとって、第4四半期は決定的な局面となる。