7月1日、「One Big Beautiful Act(ワン・ビッグ・ビューティフル法案)」が米上院で51対50の投票結果により可決され、最終票はJ・D・ヴァンス副大統領によって投じられた。
JUST IN: 🇺🇸 Vice President JD Vance breaks tie to pass President Trump’s “Big Beautiful Bill” pic.twitter.com/u3GhRXsg4z
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) July 1, 2025
長時間にわたる修正案の審議の末、この法案はビットコインおよび暗号資産に関連するいかなる修正案も含まないかたちで可決された。
シンシア・ルミス上院議員(共和党/ワイオミング州)は、300ドル以下の暗号資産取引に対してキャピタルゲイン(譲渡益)税を免除し、年間上限を5000ドルとする「デ・ミニミス(少額取引)キャピタルゲイン免除」修正案を法案に追加するための採決を求めた。
同上院議員は、ビットコインおよび暗号資産の支持者に対して、この問題の重要性を地元の上院議員たちに伝えるよう呼びかけた。
Call your Senators. Let ‘em know this matters to you! https://t.co/aQsSiOxLZs
— Cynthia Lummis 🦬 (@CynthiaMLummis) June 30, 2025
ビットコインおよび暗号資産業界のリーダーたちも、この修正案を法案に追加することの重要性について発言。
BTC Inc会長のデイヴィッド・ベイリー氏は自身のXで、「デ・ミニミス免除は、草の根的なビットコインおよび暗号資産コミュニティからの最優先の要望であり、これに反対する者はビットコインと暗号資産を保有するアメリカ国民5000万人を裏切ることになる」と述べた。
Gemini共同創業者のタイラー・ウィンクルボス氏もXで、「300ドル未満のビットコインおよび暗号資産取引に対するデ・ミニミス免除を可決することは、アメリカをビットコインと暗号資産の中心地にするために極めて重要だ」と述べた。
しかし、マイク・クラポ上院財政委員会委員長(共和党/アイダホ州)は、この修正案について採決を行なわなかった。
ルミス上院議員は修正案が採決されなかったことを認めており、今後クラポ上院議員と協力して、暗号資産の税制上の取り扱いに関する法律を可決するための取り組みを続ける意向を示している。
ルミス上院議員の事務所は「Bitcoin Magazine」に以下の声明を発表した。
「ルミス上院議員は過去数週間にわたり、クラポ委員長や上院財政委員会メンバーと建設的な対話を行なってきた。今後も委員長や財政委員会メンバーと協力し、この重要な税制問題を後日解決できることを期待している」
ルミス上院議員は、「その『後日』がいつ来るのか」についてのコメントは控えた。