著名な投資家のレイ・ダリオ氏が、再びビットコインを称賛した。ただし、ほんの少しだけ、、、。
億万長者のヘッジファンド経営者として知られるダリオ氏は、最新のエッセイで、政府債務が増加するにつれて「金やビットコインのような、政府によって発行されていない資産は比較的好調に推移するだろう」と予想していると述べた 。
世界最大級のヘッジファンドのひとつである Bridgewater Associates社を創設したダリオ氏は、米国の債務規模の大きさについて、長年にわたって投資家に警告してきた。米国の政府債務残高は先週、40兆ドルの大台を突破した。
JUST IN: Billionaire Ray Dalio suggests diversifying into gold, bonds, “and a bit of Bitcoin.” pic.twitter.com/Z0TCviiTBV
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) August 21, 2026
「一般的なアドバイスとして、私は、投資においては資産クラスと国を十分に分散することを勧めている。健全な損益計算書とバランスシートをもち、国内の政治的対立や国外との地政学的紛争がそれほど大きくない国や資産を選ぶべきだ。また、債券のような負債性資産の比重を低くし、金(ゴールド)とビットコインの比重を少し高めるべきだ」と、ダリオ氏はエッセイに記している。
さらにダリオ氏は、英国、米国、欧州、日本といった主要経済国はいずれも債務と財政赤字という同様の問題を抱えているため、政府によって発行されていないビットコインのような資産が最終的にその恩恵を受ける可能性があると付け加えた。
ダリオ氏は長年にわたり「ビットコインには投資しない」と主張し続けてきたが、ついに自身のポートフォリオにビットコインを保有していることを認めるに至った。
昨年、ダリオ氏は自身の投資ポートフォリオのうちビットコインが占める割合はわずか1%に過ぎないと述べていた。同氏は今年もその点を改めて強調しつつ、誰もビットコインを追加発行することはできないものの、量子コンピューティングの進歩によってビットコインが打撃を受ける可能性があると警告した。
2020年、ダリオ氏は、ビットコインは通貨として利用するには価格変動が激しすぎるものの、少量保有しておく価値はあると指摘していた。一方で、金については、すべての投資家が保有すべきだと付け加えていた。
ダリオ氏の最新エッセイでは、政府が過剰に借り入れを行ない、中央銀行が債務の供給と需要のギャップを埋めるために通貨を増発することで対応すると、通貨の価値が下落すると説明している。
ビットコイナーたちは長年、もっとも歴史の長い暗号資産であるビットコインは、金と同じように、政府による貨幣増刷に対するヘッジとして機能しうると主張してきた。
そして、ビットコインはこれまで、各国政府が通貨供給量を拡大した際に、その恩恵を受けてきたのだ。