エミレーツ航空は、ビットコインおよび暗号通貨による決済を自社の予約システムに統合するため、Crypto.comと覚書を締結した。これは、旅行業界におけるビットコインの本格的な採用に向けた重要な一歩といえる。
BREAKING: 🇦🇪 Emirates signs MoU with #Bitcoin and crypto exchange Crypto dot com for payment integration. pic.twitter.com/QRWTMCRINh
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) July 9, 2025
エミレーツ航空会長であるSheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoum(シェイク・アフマド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム)氏の立ち会いのもとで署名されたこの契約により、顧客はCrypto.com Payを通じてビットコインや暗号通貨で航空券を購入できるようになる。統合は2026年に開始される予定だ。
エミレーツ航空の副社長兼最高商務責任者であるAdnan Kazim(アドナン・カズム)氏は、「Crypto.comと提携して暗号通貨を当社のデジタル決済システムに統合することは、デジタル通貨を好む若くてテクノロジーに精通した顧客層を取り込むことに加え、進化する顧客ニーズに応えるというエミレーツの姿勢を示すものだ」と述べた。
同氏は続けて、「この戦略的な動きは、金融イノベーションの最前線に立つというドバイのヴィジョンと合致すると同時に、エミレーツとの取引方法において顧客により柔軟かつ多様な手段を提供するものだ」と語った。
エミレーツ航空は、ラトビアのairBalticに続いて、ビットコインおよび暗号通貨を受け入れる航空会社の仲間入りを果たし、暗号通貨に対応した世界最大の航空会社となる。この取り組みはドバイが暗号通貨の中心地としての地位を築くなかで行なわれており、現地ではすでに多くの地元企業がビットコインでの決済を受け入れている。
本稿執筆時点で、ビットコインは10万9489ドルで取引されており、過去24時間で0.42%上昇。決済統合を踏まえての機関投資家による導入拡大の影響を市場は織り込み始めている。