ビジネスインテリジェンス企業であるストラテジー社は、2万2048 BTCを約20億ドルで取得し、引き続き「スタッキング・サトシ(stacking sats)」に邁進している。
米証券取引委員会(SEC)に3月31日付で提出された書類によれば、ストラテジーは先週このビットコインを19億2000万ドルで購入しており、1BTCあたりの購入価格は約8万6969ドルだった。これにより、同社のビットコイン保有残高は52万8185 BTCとなり、累計取得価格は356億3000万ドルに達している。
現在の約8万2000ドルのビットコイン価格で評価すると、ストラテジーの保有資産は430億ドルを超える。マイケル・セイラー氏は、引き続き積極的にビットコインを買い増している。
🚨マイケル・セイラー氏のStrategy社が新たに22,048 BTC(約19.2億ドル相当)を追加購入!
これにより、保有する#ビットコインの総額はついに440億ドル超えに💥🚀 pic.twitter.com/SW5KeSAb9w— Bitcoin Magazine Japan (@BitcoinMagJapan) March 31, 2025
今回のビットコイン購入資金は、主に12億ドル相当の新規MSTR普通株式発行によって調達された。株式による資金調達を通じてビットコインを購入することにより、ストラテジーは企業の財務資産をドルからハードアセット(実物資産)へと転換している。これまで同社は、バランスシートを活用したビットコインへのレバレッジ投資という手法を切り拓いてきた。
ストラテジーのビットコイン平均取得価格も着実に上昇しており、現在は1BTCあたり6万7458ドルとなっている。これは、セイラー氏が高値でもスタッキング・サトシの姿勢を依然として貫いていることを示している。
ただし、ビットコイン市場の長引く冷却期間にあって、ストラテジーの平均取得価格と現在の市場価格との差は大幅に縮小している。今後さらに価格が下落すれば、同社は自社のコストを下回る価格でビットコインを取得することになる可能性もある。
とはいえ、ストラテジーは長期的にみてビットコインに対して非常に強気の姿勢を崩していない。同社は、法定通貨がインフレーションによって価値を失うなか、ビットコインが数十年にわたり価値を増していくことによって恩恵を享受できると見込んでいる。
(※)Sats:Satoshi(サトシ)の略で、ビットコインの最小単位を表す。1BTC = 1億Sats。