パキスタンは、ビットコインおよび暗号資産の合法化と、規制の枠組みを導入する計画を発表した。これにより外国からの投資を呼び込み、国内での普及を促進する狙いがある。
パキスタン暗号資産協議会(Pakistan Crypto Council:略称PCC)のCEOであるBilal Bin Saqib氏は3月20日木曜日、「ブルームバーグ」の取材に対して、パキスタン政府がビットコインと暗号資産の合法化と、明確な規制の枠組みを導入する計画を発表したと語った。
🚨🇵🇰パキスタンが #ビットコイン と暗号資産の合法化を検討中!規制枠組みを整え、国際投資を誘致&デジタル経済を強化へ。Pakistan Crypto Council主導で、南アジアのブロックチェーン拠点を目指す。
💰📢Pakistan Crypto Council CEO発表 pic.twitter.com/O7R2hzsUlF— Bitcoin Magazine Japan (@BitcoinMagJapan) March 20, 2025
政府の目的は、明確な規制を策定し、国際的な最善事例と整合性を取ることである。パキスタンの財務大臣は先週、国内の暗号資産戦略を主導するためにPCCを設立した。
Saqib氏は「パキスタンはもはやビットコインや暗号資産を傍観する立場ではない」と語り、「私たちは国際的な投資を呼び込みたいと考えている。なぜならパキスタンはコストが低く、成長率が高い市場であり、人口の60%が30歳未満だからだ」と続けた。
Spoke to Bloomberg this morning 👇🏻
Our message is clear – Pakistan is done sitting on the sidelines! We want Pakistan as the leader in blockchain-powered finance. Pakistan is a low-cost high-growth market with 60% of the population under 30. We have a web3 native workforce ready… pic.twitter.com/VwhGGh7QWg
— Bilal bin Saqib MBE (@Bilalbinsaqib) March 20, 2025
さらに、彼は「ドナルド・トランプ大統領は、暗号資産を国家的な優先課題として位置づけている。パキスタンを含むすべての国がその動きに追随せざるをえなくなるだろう」と述べた。
この動きは、米国がビットコインや暗号資産の主流化を後押ししたことを背景に、世界的に対応が変化しつつあるなかで起きたものだ。これは、かつて暗号資産を禁止していたパキスタンにとって明確な方針転換である。パキスタンはビットコインや暗号資産を早期に受け入れることで、地域のリーダーとしての地位を確立し、投資家を呼び込むことを目指している。
パキスタンの中央銀行は、これまで暗号資産に関して懸念を示してきた。しかし現在、政府は慎重な立法によってリスクを緩和しようとしている。明確なルールを設けることで、イノベーションを促進するとともに、分散型ネットワークの悪用を防ぐことができると考えられている。