Home記事米銀行、事前承認なしでビットコインおよび暗号資産への関与可能に FDICが容認

米銀行、事前承認なしでビットコインおよび暗号資産への関与可能に FDICが容認

FDIC(連邦預金保険公社)は、監督下にある銀行が事前の承認を得ることなく暗号資産サービスに関与することを認める新たなガイダンスを発表した。この方針は、バイデン政権下で導入された厳格な規制を転換するものだ。

2025年3月28日、FDIC(Federal Deposit Insurance Corporation:銀行破綻に備えて預金保険を提供し、金融システムの安定を維持する役割を担う米国政府機関)は声明の中で、銀行がリスクを適切に管理する限りにおいて、暗号資産に関連するサービス、例えばカストディ(資産保管)やトレーディング(売買取引)などに参加できると述べた。また、FDICは旧来の規制を見直し、暗号資産に関する新たなガイダンスへと置き換える取り組みを推進すると発表した。

この方針転換は、2022年に制定された「ビットコインおよび暗号資産の取り扱いにはFDICの事前承認が必要」とする規則を撤回するかたちで、新たな「金融機関向け書簡(Financial Institution Letter)」として発表された。当時の複雑な事前承認手続きは、銀行業界にとって大きな障害となっていた。

この障壁を取り除くことにより、FDICは監督下の銀行が暗号資産を取り巻く新興エコシステムに対してより自由に関与できるようにしている。ただし、具体的な認可については、他の規制機関との連携に依る部分もある。

FDICのトラヴィス・ヒル議長代理は、この動きを「安全性に焦点を当てた、新たな暗号資産重視のアプローチを構築するためのステップのひとつ」であると表現。「FDICは過去3年間とり続けた欠陥あるアプローチに終止符を打つ」と述べた。FDICは、今後もデジタル資産に関する大統領作業部会(President’s Working Group)と協議しながら、さらなるガイダンスを発表していく予定だ。

主要銀行のなかには、明確な規制が整っていないにもかかわらず、ビットコインや暗号資産関連のサービスをすでに開始しているところもある。こうしたなか、規制の明確化が進むことで、より多くの銀行が暗号資産市場に参入できるようになるとみられている。

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  • Vivekは2016年にビットコインと出会って以来、その魅力に取り憑かれてきました。現在はビットコイン専門のマーケティングエージェンシー「Bitgrow Lab」を運営しており、以前はビットコイン系VCファンド「Lightning Ventures」にも勤務していました。成長戦略、マーケティング、スタートアップ、そして執筆をこよなく愛しています。現在はBitcoin MagazineのEUニュースリポーターとしても活動中です。

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Vivekは2016年にビットコインと出会って以来、その魅力に取り憑かれてきました。現在はビットコイン専門のマーケティングエージェンシー「Bitgrow Lab」を運営しており、以前はビットコイン系VCファンド「Lightning Ventures」にも勤務していました。成長戦略、マーケティング、スタートアップ、そして執筆をこよなく愛しています。現在はBitcoin MagazineのEUニュースリポーターとしても活動中です。
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