セムラー・サイエンティフィック(Semler Scientific/NASDAQ: SMLR)は、2025年4月25日から29日にかけて、平均取得価格9万4931ドル(手数料・諸経費込み)で165 BTCを購入したと発表した。
今回の取得は、同社が進行中の「アット・ザ・マーケット(ATM)」株式発行プログラム(市場価格で随時株式を発行して資金調達を行なう仕組み)を通じて調達した資金によって賄われた。
この追加購入により、セムラー・サイエンティフィックのビットコイン保有量は合計3467 BTCとなり、累計取得額は3億610万ドル、平均取得価格は1 BTCあたり8万8263ドルとなった。現在のビットコイン価格を基にすれば、同社の保有資産価値は約3億3060万ドルに相当する。
JUST IN: 🇺🇸 Public Company Semler Scientific buys another 165 #Bitcoin worth $15.7 million. pic.twitter.com/bLfqhterml
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) April 30, 2025
セムラー・サイエンティフィックは、年初来のビットコイン投資収益率が23.8%に達するなど、引き続き強固なパフォーマンスを示している。今回の購入は、同社が新たに設立した5億ドル規模のATM株式発行プログラムによって資金が供給された。2025年4月25日から29日の間にセムラーは普通株式55万9000株を売却し、販売手数料控除後の純収益として約1950万ドルを調達した。
セムラー・サイエンティフィックがビットコインの蓄積を開始したのは2024年5月。米国でビットコインを主要な財務準備資産として採用した2社目の上場企業だ。同社は、株式による資金調達、社債発行、営業キャッシュフローを活用し、ビットコイン保有量を着実に拡大してきた。
このような継続的な積み増しは、ビットコインを財務準備資産として位置づける機関投資家の信頼が高まりつつあることを示している。特に、ビットコイン現物ETF(上場投資信託)などの規制された投資商品への資金流入が加速するなかで、その傾向はいっそう顕著である。