「Bitcoin Magazine」と「The Bitcoin Conference」の親会社であるBTC Inc.は、2025年にラスベガスで開催されるカンファレンス「Bitcoin 2025」において、ビットコインを究極の試練にかけようとしている。その試練とは? 「制限時間8時間での、ビットコインによる対面決済(POS)の最多件数」というギネス世界記録の公式挑戦が行なわれるのだ。この挑戦は、2025年5月27日から29日にかけて、ラスベガスのヴェネチアン・カンファレンス・センターで開催される同イベント期間中にライブで実施される。
この挑戦を実現するために、BTC Inc.はライトニングネットワークに対応したBolt Cardを来場者4000名に配布予定。このカードは非接触型のタップ決済機能を備えており、ビットコインの歴史と普及に貢献した人物4名を称える限定デザインが用意されている。ラインナップは、シンシア・ルミス上院議員、マイケル・セイラー氏、ジャック・ドーシー氏、そして、サトシ・ナカモトだ。限定デザインのカードはランダムに配布される仕組みとなっており、決済手段であると同時に、コレクターズアイテムとしての価値も備えている。
BTC Inc.の最高財務責任者(CFO)であるディディエ・ルイス氏は、「『Bitcoin 2025』は、ビットコインが現実社会で有効な交換手段であることをコミュニティが示す絶好のチャンス。Bolt Cardはその体験の中核を担うもので、参加者がビットコインを使って簡単に支払いができるよう設計されている。イベント全体を通して、非接触での直接決済を可能にすることで、ビットコインが現代的かつ実用的な通貨であることを世に示したい」と語る。
来場者の決済体験と利便性を向上させるため、会場内ではさまざまな特設企画が用意される予定。その一環としてオフィシャルの「Bitcoin Magazine Store」も設置される。ストアは会場のエントランスに設置され、ハードウェアウォレット、アパレル、書籍、限定アートなど、ビットコイン関連のグッズが販売される。ライトニングネットワークによるビットコイン決済の場合に限り、全商品に21%の割引が適用される。割引率はビットコインの発行上限2100万枚にちなんだものとなっている。
今回のギネス世界記録への挑戦は、ライトニングネットワークの拡大と成熟が進むなかで実施される。ライトニングは、即時かつ低手数料での取引を可能にするレイヤー2技術であり、ビットコインを日常的な支払い手段として活用する現実性を高めている。「Bitcoin 2025」ではライトニングネットワークをイベント体験に深く組み込むことで、同プロトコルの現実取引における成長ポテンシャルを強調する狙いがある。
本イベントには、3万人以上の来場者、300を超える出展企業、500人以上の登壇者が参加予定。2025年最大規模のビットコインイベントであるだけでなく、ビットコイン決済においても“もっとも取引の多いイベント”となる可能性がある。