ビットコイントレジャリー企業のストラテジーは、優先株4銘柄の投資家に日次で配当を支払いたい考えだ。
企業として最大のビットコイン保有者である同社は金曜日、この変更について株主の承認を求めていると明らかにした。承認されれば、STRF、STRC、STRK、STRDについて、週末と祝日を含む毎暦日分の配当が、それぞれ翌営業日に支払われることになる。
「承認・採用されれば、再投資までのタイムラグが縮まり、流動性と市場効率が高まり、価格の安定性が増すと考えている」と、ストラテジーは声明で述べた。株主は10月28日の総会で、この提案について投票する。
Strategy is proposing daily dividends on $STRF, $STRC, $STRK, and $STRD, accruing every calendar day, including weekends and holidays, and paid the next business day, with economics unchanged. The proposed changes aim to support price stability, liquidity, and demand. pic.twitter.com/N0wkXzi1gl
— Michael Saylor (@saylor) September 25, 2026
「ストラテジーは、$STRF、$STRC、$STRK、$STRDについて日次配当を提案している。配当は週末と祝日を含む毎暦日に発生し、翌営業日に支払われる。経済条件は変わらない。今回の変更案は、価格の安定性、流動性、需要を支えることを目的としている。」
ストラテジーは今年、最大の暗号資産であるビットコインが弱気相場に入るなかで、積極的なビットコイン購入のペースを落とした。ナスダック上場の同社は代わりにバランスシートの保護に力を入れ、保有するビットコインの一部を売却した。
金曜日の発表は、この変更が投資家と普通株主の双方に利益をもたらすと主張した。
「これらの改善は、当社のデジタルクレジット商品の魅力と有用性を高め、優先株式による資本調達を効率的に行う能力を支え、ビットコイントレジャリー戦略の遂行に用いる資本市場のツールキットを広げることで、普通株主にも利益をもたらし得ると考えている」と、ストラテジーは声明で付け加えた。
ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は法人向けソフトウェア企業で、2020年にビットコインの購入・保有へと転じた。
当初はインフレから株主を守るためにビットコインを購入したが、その後は積極的に買い増し、ビットコイントレジャリー企業へと姿を変えた。
投資家は現在、同社株を買ってビットコインへのエクスポージャーを高めることも、デジタルクレジット商品を通じて利回りを受け取ることもできる。
同社はかつて毎週月曜日にビットコインを購入していた。だが、随時BTCを売却して最大12億5,000万ドルの売却代金を得る可能性があるプログラムを発表して以降、購入のペースを落とした。売却代金はUSD Reserveに充てるほか、優先株の配当と支払利息の追加的な原資や、買い戻しの原資とする。
ストラテジーは月曜日に提出した書類で、先週950 BTCを7,570万ドルで購入したと明らかにした。8月以来の購入となる。
ナスダック上場の同社株(MSTR)は、ビットコイン価格の下落を受けて、過去1年で50%近く値を下げている。
ただ、同社がビットコインの購入を始めた2020年以降でみると、MSTRは1,000%近く上昇している。





