本日6月3日、MARAホールディングス社(NASDAQ:MARA)は、2025年5月のビットコイン生産量が過去最高を記録したと発表。採掘したビットコインは950 BTCで、本稿執筆時点のBTC価格で換算すると、1億ドル超にものぼる。採掘額は前月比で35%の増加となり、2024年4月のビットコイン半減期以降でもっとも高い月間採掘量となった。なお、MARAは5月中にビットコインをいっさい売却していない。
JUST IN: MARA mined 950 #Bitcoin worth over $100 MILLION in May 💥
They HODLed all of it 👏 pic.twitter.com/Z4v1zoEfga
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) June 3, 2025
「5月は282ブロックを獲得でき、MARAにとって記録的な月となった。前月比38%の増加となり、月間ベースでは過去最高の記録だ。950 BTCという月間採掘量も2024年4月の半減期以降で最多となり、ビットコイン保有量も5月中に4万9000 BTCを超えた」と、MARAの会長兼CEOであるフレッド・ティール氏は報告した。
同社は5月に282ブロックを採掘、前月比で38%の増加にあたる。これにより、MARAのビットコイン保有量は4万9179 BTCとなり、本稿執筆時点では約52億3000万ドル相当となっている。
「当社独自の統合型テクノロジースタックは他社との差別化要因のひとつ。MARA Poolは上場企業のなかでも唯一の、完全に自社で所有・運営されているマイニング・プールだ。これによってより高い制御性と効率性が得られている。自社運営のプールだからこそ、外部オペレーターの手数料が不要となり、ブロック報酬の価値をすべて保持できる。5月の生産量が高かった背景には、ブロック報酬の“ラック(運の要素)”もあった。MARA Poolは稼働開始以来、ネットワーク平均を10%以上も上回るブロック報酬ラックを維持しており、当社が誇る業界トップクラスのブロック生産量に寄与している」と、ティール氏は述べた。
運用効率も向上しており、同社の稼働ハッシュレート(計算処理能力)は前月の57.3EH/s(エクサハッシュ毎秒)から58.3EH/sへと上昇。また、一日あたりの平均ビットコイン生産量は30.7 BTCに達し、4月と比較して31%の増加となった。
ティール氏は、「当社は、MARAを垂直統合型のデジタルエネルギーおよびインフラ企業へと変革することに全力を注いでいる。このビジネスモデルは、運用管理をより厳密にし、コスト効率を高め、経済全体の変動に対しても強い体制を築けると信じている」とコメントしている。
MARAは5月8日に2025年第1四半期の決算を発表、売上高は2億1390万ドルに達した。これは前年同期比で30%の増加だ。ビットコイン保有量も前年比で174%増加し、2024年3月31日時点の1万7320 BTCから4万7531 BTCへと拡大。発表時点での推定評価額は約39億ドルだった。第1四半期中にMARAは2286 BTCを採掘し、さらに340 BTCを取得。また、稼働ハッシュレートは27.8EH/sから54.3EH/sへとほぼ倍増し、1ペタハッシュあたり一日のコストも25%改善するなど、運用面でも大幅な強化がみられた。
