コインベース・グローバル社(Coinbase Global Inc./NASDAQ:COIN)は、5月19日付で正式にS&P500種株価指数に組み入れられることになった。コインベースは、Capital One Financial(NYSE:COF)によって買収されるDiscover Financial Services(NYSE:DFS)の代替として同指数に加わる。なお、COFはすでにS&P500の構成銘柄である。
JUST IN: Coinbase to join S&P 500 👀 pic.twitter.com/bF5F1njTMR
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) May 12, 2025
S&P500への採用は、コインベースにとって大きな前進であると同時に、ビットコインにとってもいっそう大きなシグナルとなっている。米国でもっとも重要な株価指数のひとつに暗号資産企業が加わるという事実は、この業界がいかに成熟してきたかを物語っている。もはや一時的なブームではなく、暗号資産は伝統的な金融システムの一部として位置づけられつつある。
「史上初めて暗号資産企業がS&P500指数に加わることを可能にしてくれた、すべての方々に感謝します」と、コインベースは自社のXアカウントで投稿した。
S&P500指数に採用されるためには、企業は複数の厳格な基準を満たす必要がある。最低でも180億ドル以上の時価総額があること、株式の大半が一般公開されていること、過去4四半期にわたり黒字を維持していること、米国の証券取引所に上場していることが条件となる。コインベースはすべての条件をクリアしており、時価総額は400億ドルを超え、直近の決算も堅調だ。
コインベースがS&P500指数に加わることで、同指数をベンチマークとして運用されている各種インデックスファンドやETF(上場投資信託)は、コインベース株をポートフォリオに組み入れる必要がある。これは短期的に同社株への需要を高め、株価上昇につながる可能性がある。しかし、それ以上に重要なのは、暗号資産業界全体の信頼性と認知度が大きく高まる点だ。
マイクロストラテジーの取締役会長であるマイケル・セイラー氏は、「ブライアン・アームストロング(コインベースCEO)、COINのS&P500への採用おめでとう。これはコインベースにとって、そしてビットコインにとっても大きな節目だ」と祝辞を述べている。
ここで改めて、ビットコインについて触れておこう。コインベースは世界的に有名なビットコイン売買プラットフォームのひとつで、多くの個人投資家や機関投資家が同社を通じてビットコインを売買している。コインベースがS&P500指数に採用されることで、従来の金融市場に身を置く投資家たちにとって、ビットコインへのアクセスがより身近なものとなる。これは、ビットコインや暗号資産が「投機的でリスクの高い存在」というイメージから脱却し、正当な金融資産として評価される一助となるだろう。
NEW: #Bitcoin has significantly outperformed the S&P 500 over the past 14 years. pic.twitter.com/mdBhIZSbor
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) April 14, 2025
数字がそのすべてを物語っている。過去14年間、ビットコインはS&P500や金(ゴールド)を大きく上回る成績を収めてきた。2010年以降、ビットコインは720万%という驚異的な上昇を記録しており、これに対してS&P500は306%、金は116%の上昇にとどまっている。短期的な期間でも、ビットコインは両者を上回っている。例えば、過去1年間ではビットコインが27%上昇したのに対して、金は37%、S&P500はわずか5%の上昇だった。過去5年間ではビットコインは1138%の上昇を記録しており、金の85%、S&P500の92%をはるかに上回っている。
As the saying goes…
“First they ignore you.
Then they laugh at you.
Then they fight you.
Then they add you to the S&P 500.”…or something like that.
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