「Bitcoin Magazine Pro」のデータによると、8月13日、ビットコインの価格は12万3000ドルを超え、今年7月14日に記録した現在の史上最高値12万3180ドルにあと一歩というところまで迫った。この動きは、機関投資家の関心の高まり、企業による記録的な保有増、BTC採用による国家レベルの収益の増加のなかで起こっている。
JUST IN: $123,000 Bitcoin 🚀 pic.twitter.com/jKYgPK0wIS
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) August 13, 2025
ビットコイン価格の上昇と時を同じくして、マイケル・セイラー氏率いるストラテジー社にとっても、この日は大きな節目となった。同社のBTC保有高は、史上最高の評価額772億ドルで取引を終えた。セイラー氏はXで、この数字は同社の過去最高値である2024年の418億ドルから354億ドルの増加となると発表。積極的な蓄積戦略により、ストラテジーは世界最大のビットコイン保有者となり、市場センチメントの重要な牽引役となっている。
Today, Strategy’s Bitcoin holdings closed at an all-time high of $77.2 billion. pic.twitter.com/NgssOoIFKy
— Michael Saylor (@saylor) August 13, 2025
一方、エルサルバドルのビットコインへの賭けは、引き続き成果を上げている。ナジブ・ブケレ大統領はXで、同国は保有するBTCから4億6830万7816ドルの未実現利益を得ていると明らかにした。3億54万8375ドルをビットコインに投資した結果、同国のBTC総保有高は7億6885万6191ドルに達している。同国のビットコイン事務局はこのマイルストーンを祝い、「エルサルバドルのビットコインへの賭けは大成功だ! 保有額は7億7000万ドルを突破した!」と宣言した。
— Nayib Bukele (@nayibbukele) August 13, 2025
機関投資家向けの投資商品も活発な動きを見せている。8月13日、米国の現物ビットコインETF(上場投資信託)は大規模な取引高を記録しており、特にブラックロック社のIBITは単独で37億ドルを超える取引高を記録した。フィデリティ社のFBTCが2位で、5億3000万ドルの取引高を記録したが、IBITの圧倒的な支配力には遠く及ばなかった。
一部の市場関係者は、次の上昇局面を迎える前に、このラリーは一時的に小休止する可能性があると指摘している。ビットコイン技術企業のJan3社のCEOであるサムソン・モウ氏は、「ビットコインは今後も最高値を更新するだろうが、アルトコインが現在過熱しているため一度調整が入るだろう。アルトコイン熱がおさまれば、ビットコインは再び急騰するだろう。これまでもそうだったように」と語った。
ビットコインが記録更新まであとわずかとなり、機関投資家や政府系機関の双方による採用が加速するなか、市場参加者は次のマイルストーンである12万5000ドルの突破を注視している。それが数時間後か数日後になるかは不明だが、大口の買い、企業の財務資産、地政学的な支持によって、ビットコインには確固たる勢いがあるように見える。