ナスダック上場のストラテジー社(MSTR)は、2026年第2四半期に82億2,000万ドルの損失を計上した。ビットコイン価格の下落によるものだ。
四半期報告で同社は、ビットコイン価格の急落が損失の要因だと説明した。一方で、この間も資本調達を続け、ビットコインを買い増し、負債の返済を進めていた。
2025年の同じ四半期には、ストラテジーは100億2,000万ドルの純利益を計上していた。
「2026年第2四半期、ストラテジーはビットコイン価格の大幅な下落に対応しながら、バランスシートを強化した」。フォン・リー社長兼最高経営責任者(CEO)は声明でこう述べた。
会長で、ソフトウェア企業である同社のビットコイン購入計画を設計したマイケル・セイラー氏はこう付け加えた。「ビットコインのセンチメントが低調で、市場に懐疑が広がるこの局面にあっても、われわれはビジネスモデルを進化させ、デジタルクレジットを新たな資産クラスとして確立する取り組みを続けていく」
ビットコイン価格は、2025年10月に付けた過去最高値12万6,080ドルから50%近く下落している。直近では6万4,745ドルで推移し、年初来では26%下げている。
バージニア州タイソンズに本社を置く同社によれば、四半期を通じてビットコイン保有量は11%増えた。現在の保有は84万3,775BTCで、足元の価格では546億ドル相当となる。
ストラテジーは直近5週間にわたりビットコインの購入を停止し、代わりにバランスシート上の現金を積み増すことに軸足を置いてきた。
投資家がストラテジー株を買うのは、ビットコインに対してレバレッジの効いたエクスポージャーを得るためだ。ただ、ビットコイン価格が下げれば、MSTRもその影響を受ける。
MSTR株は現在、2024年に付けた1株500ドル超のピークから80%以上下落している。
同社は他にも商品を提供しており、投資家に配当を支払うSTRCもその一つだ。
