米連邦準備制度理事会(FRB)が金利の据え置きを決めたあと、ビットコインは米国時間の水曜日、小幅高で推移した。
ビットコイン価格は直近で1BTC=6万4,402ドル近辺。発表後1時間で1%近く上昇した。
米中央銀行は予想どおり、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を3.50〜3.75%に据え置いた。金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の12人の委員のうち3人は、今回の会合で0.25%ポイントの利上げを「望ましい」とした。
BREAKING: 🇺🇸 Federal Reserve officially leaves interest rates unchanged at 3.5-3.75%. pic.twitter.com/mkMnSee2ou
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) July 29, 2026
「速報:🇺🇸 FRBが金利を3.5〜3.75%に正式に据え置き」]
発表後の記者会見で、FRBのケビン・ウォーシュ新議長は、中央銀行が次にどこへ向かうのかについてほとんど明らかにしなかった。
「FRBはこの問題に取り組んでいる」と同議長は述べた。「これまで受けてきた反応には勇気づけられている。成果を出すことに、これまでと変わらずコミットしている」
7月の金利判断は「経済状況の厳格な検証」だったとも述べた。
「今回やったことを、一時停止のようなものだとは表現しない」とウォーシュ氏は述べた。「今回やったことは、経済状況の厳格な検証だと表現する。大きく難しい問いの検証だと表現する」
5月に就任したウォーシュ氏は、5年以上にわたって中央銀行の目標を上回って推移してきたインフレについて、「容認する余地はない」と述べてきた。
ビットコインは低金利環境で堅調に推移する傾向があり、暗号資産の投資家は、デジタル資産を押し上げる利下げをFRBが実施することを期待してきた。
ドナルド・トランプ大統領は就任以来、金利の引き下げを求めており、この問題をめぐってジェローム・パウエル前議長と衝突してきた。
根強いインフレが米国民を悩ませ続けるなか、ウォーシュ氏が当面その方向に進む様子は見えない。
FRBは2022年、新型コロナウイルスのパンデミックによって加速した40年ぶりの高インフレを抑え込むため、大幅な利上げに踏み切った。ビットコインはこの引き締めで打撃を受けた。
その後2024年には利下げを繰り返した。2025年末以降、FRBは利下げに慎重な姿勢を示している。