ビットコインのポジションの日次清算額が米国時間の水曜日に急増した。価格が7万ドルに迫ったあとの動きだ。
Coinglassのデータによると、暗号資産市場全体では、ショートしていたトレーダーが保有するポジションのうち17億ドル超が過去24時間で清算された。
そのうち大半にあたる15億ドル分の清算は、米国時間19日の午前から午後にかけての4時間に集中した。
米国時間の水曜日午前、ビットコインは一時6万9,000ドルまで上昇したあと、再び値を下げた。直近では6万8,253ドルで、24時間の上昇率は5%を超えた。
今回の急伸は、過去30日間ほぼ横ばいで推移したあとに起きた。アナリストからは、ボラティリティが記録的な低さにあると指摘されてきた。
ビットコインは、他の「リスクオン」資産とともに、米財務省が国債の買い入れ規模を2倍以上に拡大する方針だとのニュースから恩恵を受けてきた。
スコット・ベッセント財務長官によるこの発表は、利回りが20年近くぶりの水準まで上昇するなかで行われた。
長期金利の低下は、ビットコインや金のように利回りを生まない資産を保有する機会費用を下げ、一般にリスクオンの地合いを支える。
ビットコインは、暗号資産に前向きな規制関連のニュースへの投資家の期待からも、恩恵を受けた可能性がある。トランプ大統領は米国時間の水曜日、暗号資産と予測市場の業界幹部との会合を開く。
成立が長らく待たれてきた暗号資産のCLARITY法案の採決が先送りされたにもかかわらず、規制当局は業界が求め続けてきたルールづくりを前に進めようとしている。
米証券取引委員会(SEC)は米国時間の火曜日、暗号資産の募集に関する枠組み案を公表した。大型法案が停滞するなかでも歩を進めた形だ。