英国の多国籍銀行スタンダードチャータードは水曜日、アラブ首長国連邦(UAE)の富裕層顧客を対象とするビットコイン取引サービスを発表した。
スタンダードチャータードによると、同サービスは、UAEで国際的な銀行が提供する初めての同種のサービスだという。
今回の発表は、同行が先月、同国で機関投資家向けにビットコイン取引を開始したのに続くものだ。スタンダードチャータードは2025年、ロンドンにビットコインなどの暗号資産の取引デスクを設置し、暗号資産の現物取引に参入した最初期のグローバル銀行の一つとなった。
JUST IN: Standard Chartered becomes the first international bank in the UAE to offer Bitcoin trading directly through eligible clients’ bank accounts 👀 https://t.co/uPVQV9D8SJ
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) October 14, 2026
「速報:スタンダードチャータードが、適格顧客の銀行口座を通じて直接ビットコイン取引を提供する、UAEで初の国際銀行に👀」
「顧客のデジタル資産への関心が高まり続けるなか、今回のサービス開始は、デジタル資産を当行の中核的な資産運用サービスに取り込むものであり、スタンダードチャータードにとって重要な節目となる」と、同行でウェルスソリューション、リテール商品、データ・分析部門のグローバル責任者を務めるサミール・スバーワル氏は述べた。
「デジタル資産が資産運用をめぐる主流の議論に加わりつつあるなかで、顧客はアクセスだけでなく、規制を受けた信頼できる金融機関を通じて投資することで得られる安全性、信頼、安心感をますます求めている」
スタンダードチャータードのUAE・中東・パキスタン担当最高経営責任者(CEO)を務めるロラ・アブ・マンネ氏は、「UAEで暗号資産取引サービスを開始する初の国際銀行となったことを誇りに思う」と付け加えた。
同サービスにより、顧客は銀行口座を通じてビットコインを購入できるようになる。第三者のアプリやウォレットは必要ないと、同行は述べた。
スタンダードチャータードは、クローズドループ型のモデルによってカストディと決済をエンドツーエンドで管理し、第三者のウォレットに伴うリスクへのエクスポージャーを抑えるとしている。
この英国の銀行は、世界各地で暗号資産関連サービスを拡大している。今月初めには、シンガポールで機関投資家向けに暗号資産カストディサービスを提供する計画があると明らかにした。
スタンダードチャータードはすでに、UAE、ルクセンブルク、香港でカストディサービスを提供している。
世界の銀行が、ビットコイン関連の商品やサービスを自社の業務に組み込んだり、提供したりしている。
複数の米国・欧州の銀行が、機関投資家向けに資産のカストディを担う形で、暗号資産関連サービスの提供を始めている。主力アプリを通じて取引を提供している銀行もある。





