Galaxy Digital社の調査研究部門であるGalaxy Researchの最新データによると、Coldcardの盗難事件で失われたビットコインの総額が1億1500万ドル相当であることが明らかになった。
8月16日(米国時間)、Galaxy ResearchはXへの投稿で、被害者を支援するとともに攻撃者に関する情報を収集するため、200人を超える被害者と話をしたと述べた。
被害額などの数字は、攻撃が行なわれた時点のビットコイン価格に基づいている。
Coldcard losses have exceeded $115M (based on the price when coins were stolen)
Galaxy Research has spoken with 200+ victims to support them and gather intelligence on the attackers
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— Galaxy Research (@glxyresearch) August 16, 2026
7月31日、ハッカーたちはCoinkiteの人気ハードウェアウォレット「Coldcard」を使って保管されていたビットコインを盗み始めた。
カナダに本拠を置くCoinkite社によると、Coldcard Mk3のデバイスには、2021年3月にリリースされたヴァージョン4.0.1以降、ファームウェアのバグによって、シード生成がハードウェアの真の乱数生成器ではなく、脆弱なソフトウェアの擬似乱数生成器にフォールバックしていた。これによってハッカーは事実上、投資家のシードフレーズを推測できてしまう可能性があると、同社は発表した。
Coinkiteや他のビットコイン関係者がColdcardのユーザーに対して、直ちに資金を移動させるよう呼びかけるなか、犯罪者たちがより新しいデバイスを標的にするようになったことで、被害額は徐々に増加している。
Galaxy Researchは先週、少なくとも15組の別々の攻撃者がこのバグを別個に悪用していたと推定できると発表した。
Galaxy Researchによる以前の調査では、盗まれたコインの典型的なものは3年半にわたって一度も動かされておらず、盗まれた資金の実に88%は少なくとも1年以上前から保有されていたことが判明した。
Galaxy Researchは現在も盗難額の確認作業を続けているが、被害総額は1億3000万ドルを超える可能性があると述べている。
今回の攻撃以降、慎重な投資家たちは、取引所を含む他の保管手段へコインを移している。
Coinkiteは今週発表した声明で、自社のソフトウェアのバグが「気づかれないままひっそりと見過ごされていた」とし、さらに「その潜在的な影響は製品がリリースされるたびに拡大していった」と説明した。
最初のハッキング発生から数日後、同社は投資家に対して、ソフトウェアをアップデートするか、人気のハードウェアウォレットから資金を移すよう呼びかけた。