Home記事Sora Venturesがアジア初のビットコイン・トレジャリーファンドを立ち上げ、6カ月以内に10億ドル相当のBTC購入を計画

Sora Venturesがアジア初のビットコイン・トレジャリーファンドを立ち上げ、6カ月以内に10億ドル相当のBTC購入を計画

Sora Venturesは、アジア初となる10億ドル規模のビットコイン・トレジャリーファンドの設立を発表した。6カ月以内に10億ドル相当のBTCを購入することを目指す。このファンドは、メタプラネット、Moon Inc.、DV8、BitPlanetをはじめとするアジア地域でのトレジャリー事業を拡大するものだ。

9月5日、 Sora Ventures(ソラ・ベンチャーズ)は台北ブロックチェーンウィークにおいて、アジア初のビットコイン・トレジャリーファンドの立ち上げを発表した。プレスリリースによると、このファンドはアジア全域のパートナーや投資家から2億ドルの出資を受けており、今後6カ月以内に10億ドル相当のビットコイン購入を目指している。

この新しいファンドは、近年アジア各地で台頭してきたビットコイン・トレジャリー企業 、例えば日本のメタプラネット社(TYO:3350)、香港のMoon Inc.社(HKG:1723)、タイのDV8社(SET:DV8)、韓国のBitPlanet社(KOSDAQ:049470)に続くものだ。これらの企業はビットコインを自社のバランスシート上に直接保有しているのに対して、Sora Venturesのトレジャリーファンドは既存の企業を支援するとともに、世界規模で同様のトレジャリーの創設を促進することを目的とした機関投資家資本の中央プールとして機能する。

このファンドは、アジアの初期のビットコイン・トレジャリーのパイオニア企業への投資を強化しつつ、同時に海外展開も進めていくことで、地域内外のトレジャリー企業間のシナジー効果を生み出し、市場全体における準備資産としてのビットコインの役割を強化することを目指している。Sora Venturesの経営陣が主導するこの取り組みは、新たな機関投資家とのパートナーシップを強化しリソースを拡大するとともに、アジアで事業を展開するビットコイン・トレジャリー企業のネットワークを拡大することにもつながる。

Sora Venturesのパートナーであるルーク・リウ氏は、この取り組みの独自性を強調し、「アジアにおいて、ビットコイン・トレジャリー企業のネットワーク構築に向け、これほど大規模な資本コミットメントがなされるのは初めてであり、アジア初の10億ドル規模のトレジャリーファンドへの資本投入は歴史的な出来事だ」と述べた。

歴史的に、ビットコインのトレジャリーファンドと企業によるビットコイン採用は米国市場に集中してきた。しかし昨今、アジアは機関投資家によるビットコイン投資にとって有力な候補地としての地位を築きつつある。Sora Venturesの創業者兼マネージングパートナーであるジェイソン・ファン氏はこの変化について、「アジアはブロックチェーン技術とビットコインの発展においてもっとも重要な市場のひとつだ。米国やEUではビットコイン・トレジャリーへの機関投資家の関心が高まっている一方で、アジアでの取り組みは比較的分散していた。機関投資家の資金が、ローカルから地域レベル、そして、いまやグローバルなレベルへと集結したのは、歴史上初めてのことだ」と語っている。

2025年、Sora Venturesは香港のMoon Inc.とタイのDV8を買収し、韓国のBitPlanetの買収にも参画した。これらの取引はいずれも、アジア全域で「ビットコイン・ファースト」のトレジャリーモデルを再現し、拡大することを目的としている。

アジアの機関投資家がビットコインの採用に向けて足並みを揃えるなか、この新たな10億ドルのファンドの設立は、世界市場においてビットコインが財務準備資産として本格的に認知されるための大きな一歩となる。

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